離島のデニムブランド
離島のデニムブランドをしておりますMIHARUKAのMIHARUです。
まずはじめに、“MIHARUKA”って何と呼ぶの?と思った方も多いと思いますが、“ミハルカ”と呼びます。
鹿児島県の離島 徳之島にアトリエを構え、“繋がりから生まれる一点もの”をお届けしています。
岡山県児島産の上質なデニム生地と世界各国を回って出会った生地、そして、徳之島で育った果物や草木の染料など、“人と土地の繋がりから生まれた素材”をもとに、すべて一点モノの服を制作しているブランドです。
すべての素材の出自も制作の背景も異なる、**唯一無二の「物語を繋ぐ服」**
手に取っていただく方もまた同じく、一人として同じものはない **唯一無二の物語**を持っています。
ご自身を表現する服として、あなた自身がワクワクし、着るたびに自分らしさが深まるような、そんな服。
量産ではなく、一期一会を届けたいと願い、お届けしています。
そんな思いよりお時間はかかりますが、現在はデザインから縫製、そしてお届けまでを一人で行っています。
デザインから縫製まで、細かく分けると工程は色々とありますが、ざっくりとこんな感じです。
デザイン→パターン→裁断→縫製→検品→梱包→発送
きっかけは、マレーシアでした

私は、元々は保健体育教諭を目指していました。
視野を広げる思いで、JICA協力隊へ応募し、マレーシアで体育の指導技術向上を目的に活動をしていました。
生活の中で、バティック(ろうけつ染めと呼ばれる技法で染めた生地)に出会います。
初めて見る色使いに魅了され、「この生地を使いモノづくりがしたい!」と思いました。今でもあの時の感動と衝撃は忘れられないくらいドキドキとワクワクしました。
しかし、モノづくりの経験がないことから形にはならないまま任期を迎え帰国。
カタチにもなっていなかったので、一度、高校の教員として働くことにしました。
そもそも、協力隊のミッションとして、帰国後は社会還元をしていきましょうということもあり、今の自分は先生としても教壇に立つことだと思ったのも一つです。
モノづくりを学ぶために、イタリアへ

一度は教員になったものの、やはりマレーシアで感じた「モノ作りがしたい」という夢を諦められず、退職。
再び海外に行きたいという思いの実現と、モノづくりが学べる環境を求めイタリアへ行きました。
イタリアに決めた時のこと、そしてイタリアでの生活については、また別の機会で触れるとしますが、この時の私は、ファッションで有名な国とは知らずイタリアに行きました。
今思えば無謀な挑戦ですが、知らないからこそで出来たのだと思います。
未経験の私が奇跡的に出会わせてもらったデザイナーズブランドにて、ボタン付けから始まり服が縫えるようになるまで育ててもらいました。
徳之島へ拠点を移し、MIHARUKA立ち上げから現在
帰国後、母方のルーツである徳之島へ拠点を移します。
自身のブランドを構築すべく、3年がかりで徳之島でブランド立ち上げる意味と私がやる意味を模索しました。
マレーシアでの出会いから14年。
ついに2024年にMIHARUKAを本格的にスタート。
立ち上げと当時に大阪で開催したポップアップにてバイヤーの目に留まり、立ち上げから半年後には夢のまた夢だった百貨店にMIHARUKAを出店することができました。
イベントや期間限定で百貨店へ出店するなどを繰り返しながら、MIHARUKAの世界を全国にお届けしています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ここでは、MIHARUKAが使用をしているデニムや民族的な生地のこと、デザインや染物のこと、コーディネートやお手入れ方法、そして実際に住んでいたマレーシアやイタリア、現在の徳之島での様子も少し触れつつ、お届けしています。
ぜひ、今後もご覧ください!