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デニムの洗い方|色落ちを抑えるポイント

デニムを長く愛用するための、洗い方と押さえるべきポイントをお伝えします。
色落ちを抑える基本から、洗濯前の準備・水温や洗剤の選び方、干し方まで、初めてでも実践しやすく日常の洗濯で美しく長持ちさせるための方法です。

1.デニム洗いの基本

デニムは長く愛用するほど表情が増す素材です。あえて色落ちをさせたいという方もいれば、色落ちを抑えたいという方もいるはずです。
ここでは「色落ちを抑えつつ風合いを保つには」を基本としてお話ししていきます。

日常の洗濯で実践できるポイントと準備の手順を整理します。
素材の種類(インディゴ・天然藍・合成インディゴ)や染色幅、繊維の密度によって最適なケアは異なりますが、共通の基本として「水温・洗剤選択・干し方」が挙げられます。適切なケアを続けると、色ムラを抑えつつデニム本来の風合いを長く楽しむことができます。

色落ちを抑えるポイント

色落ちを抑えるには、まず洗濯前の準備と洗濯中の扱いを工夫することが鍵です。
次のポイントを日常の習慣にしてみてください。
1) 裏返して洗うことで表面の摩擦を和らげ、摩擦による色落ちを防ぐ。
2) 類似色の衣類と一緒に洗わず、濃色デニムは他の色物と分けて洗う。
3) 洗濯機の回転量を控えめに設定し、摩擦を最小化する。(設定ができないケースが多いので、オシャレ着や手洗いモードなど、ソフトな洗い上げをしてくれる設定がおすすめです。)
4) 洗剤は、「蛍光増白剤」や「漂白剤」が入っていない洗剤を選ぶ。
5)洗剤は、中性洗剤(またはおしゃれ着用洗剤・デニム専用洗剤)を選ぶ。必要に応じて、弱アルカリ性を選ぶことはあると思いますが、洗浄力が上がり、結果的に色落ちもしやすくなります。
6) 水温は、常温で。

2.実際の洗濯手順とコツ

洗濯前の準備

洗濯前の準備は色落ちを抑える第一歩です。
まずは「裏返しにする」ことを徹底します。次に「ファスナー・ボタンを閉じ、ほこりを払う」ことと、ジーンズ同士の摩擦を減らすために同色系のアイテムと組み合わせず単独洗いにします。
初めての選択の際は、染料が薄く付着している場合があるので、事前に手洗いで軽く洗うのも効果的です。

水温と洗剤の選び方

水温は原則として常温を推奨します。色落ちや型崩れのリスクを抑えるうえで、高温は避けるべきです。
特にインディゴ染めのデニムは色が抜けやすいため、冷水中心の洗濯が望ましいです。
洗剤は中性洗剤を選択します。漂白剤入りや強力な蛍光増白剤を含む洗剤は避け、過度な洗剤投入を防ぐために容量表示に従ってください。
粉末よりも液体洗剤の方がデニムの繊維表面に残留しにくく、すすぎ回数を減らせる利点があります。

ジーンズの干し方

裏返して干す
洗浄した状態のまま、裏返して干してください。
ジーンズのポケットなど乾きにくい部分は、裏側についています。きちんと乾かすためにも、ジーンズは全体を裏返してから干すようにしましょう。

直射日光を避ける
ジーンズに直射日光を当てることは、あまりおすすめしません。これは、染色に使われるインディゴ染料が太陽光で変色してしまうからです。せっかく色落ちを避ける洗い方をしても、強い太陽光で色が変わってしまっては台無しになってしまいます。出来る限り日陰で風通しの良い場所で干すようにしてください。

2つ折りなどで干さない
やりがちな干し方ですが、物干し竿などにジーンズを2つ折りにしてかけて干す方法があります。
この干し方は、基本的にはおすすめしません。
理由は、もし表側の状態で、直射日光のもとでこの干し方をしていると、ぶら下がっている部分は繊維が伸びるうえ、太陽光で部分変色などが起こることがあります。干す際は、できれば洗濯バサミのついた丸型のハンガーなどで筒状に広げて干すと乾きやすく、ダメージも少なくなります。
2つ折りでないとどうしても難しいという場合は、より一層直射日光の当たらないところ(室内でも)で干すようにしてください。

長くなりましたが、ジーンズの種類や環境によって異なることがあります。
基本は押さえつつ、ご自身の環境やお持ちのジーンズに合わせたお手入れ方法を確立するヒントにしていただければと思います。

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